CIGSソーラーパネルがボートにベストなワケ

ソーラーパネル三傑

週末や長期の休暇のときに、家族や友人と水の上ですごせたらすばらしいですよね。単調な生活やストレスからみんなをリラックスさせることができて、自分らしさを取り戻し、身近な人や大好きな人ともっと親しくなれる最高の環境です。

ずっと思ってきた絆を深めるための理想的なセッティングが、水上に用意されています。愛する人の髪をなでる潮風、ワクワク感に満ちた子どもの輝く笑顔、ボートの上で太陽の光を浴びる友人のリラックスした表情は、まさにうっとりとするイメージです。

ボートですごす時間を楽しみ、一生に一度しかないようなバケーションを過ごしたいのなら、すべてを整えなければなりませんよね。冷え冷えに冷えたドリンク、調理用のコンロやオーブン、BBQグリル、そして本格的な音楽システムなど、ハズせないものはたくさんあります。

こうした電化製品をちゃんと動かして、ボートの上でトラブルにあうことがないようにするためには、本格的な電源システムが実際には必要です。そこでおススメしたいのが、ソーラーパネルです。ソーラーパネルには単結晶と多結晶があり、さらに最近ではCIGSパネルというものもラインナップに加わっています。実は、CIGSパネルがボートにとってもピッタリなのです。その理由を探っていきましょう。

ソーラーパネルの種類:

CIGSの話をくわしくする前に、ソーラーパネルの種類を簡単に説明していきますね。ソーラーパネルには、主に単結晶、多結晶、薄膜の3種類があります。

ソーラーパネル三傑

図1:ソーラーパネル三傑

 

上のイメージは、単結晶、多結晶、薄膜のCIGSパネルです。単結晶と多結晶パネルは、アルミフレームにガラスを乗せた硬いリジッドタイプのパネルです。屋上設置型や地上設置型など、大規模な太陽光発電所の建設に広く使われています。

一方、CIGSパネルはとても薄く、軽量で、フレキシブルです。この特徴が、CIGSソーラーパネルをボートに設置する最大のメリットとなるのです。ボートは、パネルを固定する面が平らではなく、発電システムを稼働させたくても重たいパネルを載せることができないですからね。

ボートの屋根と住宅の屋根

ボートの屋根は軽量な材料で曲線的に設計されている

2:ボートの屋根は軽量な材料で曲線的に設計されている

頑丈で強度の高い住宅の屋根

3:頑丈で強度の高い住宅の屋根

 

ボートの屋根と住宅の屋根は、明らかにちがうことが分かりますよね。ボートの屋根は軽量な材料で曲線的に設計されています。しかし、家の屋根は頑丈で、鉄や木材といった強い構造材で支えられています。しかも、住宅の屋根は平面的です。家の屋根には、より重いソーラーパネルを支える構造的な強度があるのです。

なぜCIGSパネルがボートに最適か?

薄膜CIGS太陽電池は、ボートに適したたくさんのアドバンテージがあります。詳しく解説していきますね。

フレキシブルそしてライトウェイト

CIGSソーラーパネルはフレキシブルで柔軟性があるため、ボートの曲面にもフィットします。CIGSパネルは設置が簡単です。設置の手間もなく、ほぼプラグアンドプレイで、周辺装置を接続したらすぐに使えるようになるのです。また、軽量でライトウェイトなので、ボートの屋根に取り付ける時にも安全ですよね。
単結晶や多結晶のパネルは、同じワット数のCIGSパネルに比べるとおおよそ5倍の重さがあります。例えば、200Wの多結晶ソーラーパネルは16kg、200WのCIGSパネルはわずか3kg!ということになるのです。CIGSパネルにはフレームもガラスもありません。そのため軽量なパネルとなっています。BougeRVの100WフレキシブルCIGSパネルの重さは、わずか1.7kgです。

架台が不要なフレキシブルCIGSパネル

結晶系ソーラーパネルを地面に固定するためには、重たい金属製の架台が必要となります。ソーラーパネルをその場にしっかり固定するために、穴あけや締め付けが必要です。重たい結晶系ソーラーパネルを突風から守るためには、架台やラックをより重くしなければならないのです。もちろん知っていることでしょうが、海は広大で開けた空間なので、風速ががとても強いことが一般的です。

さらにボートが水の上を移動する際には、大きな風圧が発生します。住宅の屋根はパネルの荷重を支える構造強度がありますが、ボートの屋根は薄くて軽量に設計されています。ボートが重くなればなるほど、燃料の消費も増えてしまいますからね。

シンプル設置のCIGSパネル

BougeRV 100WフレキシブルCIGSパネルの前面と背面

4:BougeRV 100WフレキシブルCIGSパネルの前面と背面

 

このソーラーパネルの設置は、簡単2ステップで完了です。まず、保護テープをはがし、パネルをボートの屋根などに貼り付けます。そしてパネルをバッテリーコントローラに接続すれば・・・ソーラーパネルの準備は完了です。

単結晶と多結晶のソーラーパネルと比べると、かかる労力とコストはかなり削減することができますよね。適切なラックの種類をえらんで設置するためには、プロの助けが必要です。時間と熟練した人手が、薄膜パネルには不要なのです。

破損、セルのマイクロクラック、エネルギーロスのリスクない

結晶系モジュールは、主に2つの理由で破損やクラックの危険性があります:

  • セルの構造
  • ガラスの使用

結晶系パネルのセルの構造

単結晶・多結晶ソーラーパネルのセルは、とてももろくて薄いウエハーで構成されています。そのため、パネルの製造時、輸送時、取扱時・操作時、メンテナンス時・・・はとても慎重に取り扱う必要があります。このタイプのモジュールは、ボートの振動が苦手です。パネルにマイクロクラックが入り、性能が低下する可能性がありますからね。

ガラスの使用:

フレキシブルCIGSパネルにはガラスがないため、ヒョウが降っても、取り扱いやメンテナンスのときにもガラスが割れるリスクがありません。結晶系パネルの場合、ヒョウでパネルが破損したり、クリーニングやメンテナンスの時に誰かが踏んでしまい、パネルにマイクロクラックが入るリスクがあります。マイクロクラックはパネルの性能を低下させます。CIGSパネルの場合は、薄膜技術で作られているため、これらのリスクを回避することができるのです。

低照度や日陰に強い

技術的には、CIGSは「ダイレクトバンドギャップ材料」であり、1〜2ミクロンの薄さの太陽電池セルを搭載し、最大レベルに太陽光を吸収することができます。一方、結晶系シリコンは160〜190ミクロンのセルを載せています。また、結晶系は単接合型ですがCIGSはヘテロ接合型です。

ご存知のように、太陽から来る光は電磁波であり、その中には異なるいろいろな波長の光があります。この2つの要素(ヘテロ接合とバンドギャップ材料)が、CIGSパネルが光のスペクトルの中にあるより多くの波長を吸収するのに役立っています。そのため、CIGSパネルは低照度下でより効果的に機能します。結晶系パネルに比べてCIGSパネルは、朝早くから働き、午後も長く働き、より多くの電力を生み出してくれる働き者です。

CIGSパネルはボート美しく

CIGSパネルがえらばれるいちばん有力な理由は、CIGSパネルが船に設置されたときの美しさにちがいありません。結晶系パネルを設置するためには金属製の架台も付ける必要があるので、見た目も不格好になります。

結論

ボートは家族や友人がくつろぎ絆を深めるための理想的な舞台です。自然の中に入って日常のストレスから解放されると、身も心も若返るような気がするはずです。静かに、落ち着いて、安心の中で・・・。

太陽はクリーンで環境にやさしいエネルギーです。設置の点からも、フレキシブルなCIGSパネルは、曲線的な美しさを持つボートのボディにかならずマッチします。すばやく簡単に設置でき、美的にもすぐれています。CIGSパネルは、早朝や夕方など光が少ない時間帯に作動してくれるので、より多くのエネルギーを生み出してくれますし、これはバッテリーの寿命にもプラスに働きます。

この記事に興味があったり、アドバイスが欲しい方は、BougeRVを訪れてみてください。BougeRVでは、ご自身のボートに最適なCIGSパネルが見つかるまで、献身的で経験豊富なスタッフがお手伝いさせていただきます。お名前、ご連絡先、ご要望をお聞かせください。私たちのチームからサポートのために連絡させていただきます。私たちのサービスは無料で、何にも拘束されることはありません。

よくある質問

なぜ単結晶や多結晶のパネルはボートにダメ?

まず、単結晶や多結晶のソーラーパネルは重く、硬いという性質があります。次に、これらのパネルには地面にしっかりと固定するための金属製の架台が必要です。3つ目は、パネルを傾けているため、風による影響を受けやすいことです。強風が吹いてパネルが根こそぎ倒れてしまい、ボートの航行に支障をきたすことがあります。

ベストなCIGSパネルはどこで売っている?

CIGSパネルの購入にはコツがいるかもしれません。太陽光発電業界では、結晶系ソーラーパネルがソーラーパネル市場の90%を占めており、ボートの電源のようなニッチなサプライヤーがいることはほとんどありません。BougeRVは、バケーションを楽しみでいっぱいに、でも安全でトラブルがないような製品作りに専心しています。市販品でボート用として最高のCIGSパネルを供給しています。

CIGSパネルの設置は?

BougeRVのCIGSパネルは最短DIYで設置できます。裏面の保護テープをはがし、ボートの屋根など設置したい面に貼り付けるだけです。それから、プラスとマイナスのケーブルをバッテリーコントローラーに接続すれば、CIGSパネルの準備は完了です。

CIGSの設置方法については、製品に同梱の完全なガイドとマニュアルもご覧くださいね。


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