12Vキャンプ用冷蔵庫のしくみ

冷蔵庫について知っておくべきこと

キャンプが大好きで、週末によくキャンプに出かけるという方は、もっともっと遠くまで行ってみたいと思うかもしれません。キャンプ旅行中に定期的に氷を買わなければならなかったり、スーパーマーケットに行かなければならないのは、ストレスがたまりお金もかかるので、キャンプの楽しみを奪ってしまうこともあるでしょう。そんなことから、キャラバン用の12Vキャンプ用冷蔵庫を買ってみようかと思われたこともあるのではないでしょうか?とくに夏のあいだはいろいろなものを冷やす必要があるので、キャンプ用冷蔵庫の活躍にノーとはいえないでしょう。

エアロゾル缶を使えば、冷蔵庫がどのようなしくみではたらいているかがかんたんにわかります。日焼け止めスプレーを噴射したときの冷たさを思い出せますか?それは、中の液体に高い圧力をかけて保存していることに理由があります。ノズルを押すとタンク内の圧力が低くなり、日焼け止めスプレーが噴射されます。その後、タンクの圧力は通常の状態に戻ります。

スプレー式の日焼け止めの液を出すと、液体とガスが空気中に逃げていくのが見えます。ガスが出ていくのは、缶外の熱と接触するためです。ここで、同じ原理を冷蔵庫にあてはめてみましょう。

12Vキャンプ用冷蔵庫のしくみ

冷蔵庫について知っておくべきこと

コンプレッサー(圧縮機):コンプレッサーは、12V冷蔵庫ではエンジンのようなはたらきをします。コンプレッサーはエネルギーの補充に使用され、エバポレーター内の低温・低圧の冷媒をスチームコンプレッサーで高温・高圧の過熱蒸気に圧縮し、コンデンサーに送ります。通常、12Vポータブル冷蔵庫の底の部分にコンプレッサーがついています。

コンデンサー(凝縮器):高温・高圧の蒸気を、室温で高圧の液体へと凝縮し、そのとき多くの熱を放出します。コンデンサーは通常、冷蔵庫の背面にあり、コンプレッサーが圧力を解放すると、コンデンサーは熱を出し、外気へその熱を放出します。

エキスパンションバルブ(膨張弁):冷却システム内のスロットル(絞り)調整機構として機能するエキスパンションバルブは、冷却サイクルがうまくはたらくために必要な四つの基本システム部品の一つです。氷の詰まりを防ぐためにフロンから水分を吸収しつつ、汚れの目詰まりを防ぐために冷蔵システムから不純物をろ過しています。

熱交換パイプ:このパイプは、まさに冷却が行われる場所です。冷却システム回路内のフロンの量をコントロールします。コンデンサーの圧力が圧縮圧を満たし、エバポレーターの圧力が蒸発圧力を満たすように下げるはたらきをします。

冷媒:冷却システムが冷気を作り出すところで、液体フロンが気化してガスになり、大量の気化熱の吸収が行われます。

 

動いている冷蔵庫では何が起こっているのか?

コンプレッサー式冷蔵庫のしくみは家庭用冷蔵庫と同じです。発電機が機械エネルギーを提供し、コンプレッサーによって作動している冷却システムにはたらきかけます。12VのRV冷蔵庫は、加圧冷媒を使用して飲みものを冷やしています。加圧冷媒は加熱され、冷却され、冷却フィンの中で凝縮して液体になります。その後、この液体はせまい部品を通過した後、蒸発して気体に戻ります。

冷蔵庫は、その中を循環する冷媒を液体から気体に変化させることでいろいろなものを冷やしています。自分でも、アルコールを1、2滴肌につけて試すことができます。アルコールが蒸発するとき、ヒヤッと感じるのは、安全に食品を保存する冷蔵庫の基本原理と同じです。冷却システムは、低沸点冷媒を蒸発させるときに、その気化熱を吸収するという原理を利用しています。

コンプレッサー式冷蔵庫の寿命は15年前後で、使い方はとてもかんたんです。現在、世の中にある冷蔵庫の91~95%がこのカテゴリーです。

 

キャンプでほんとうに冷蔵庫は必要か?

キャンプ用冷蔵庫は、一度出発したら何日もずっと道を走り続ける方や、車の旅行でドリンクを冷たく、食材を新鮮に保ちたい場合に賢明な投資となるでしょう。この冷蔵庫は、実用的でニーズに合わせて食材を冷やすことができます。もともと計画していた旅行を次の週末まで延長することもできますし、考えていた休日より少し長くするということもできます。とくに、氷が手に入りにくかったり、すぐに溶けてしまったりする場合や、食材が傷まないように冷蔵庫を装備することは理にかなっています。

12V冷蔵庫はキャンプに最適か?

キャンプ用の冷蔵庫をえらぶとなるといろいろな選択肢がありますが、個人的には12V式がキャンプには最適だと考えています。12V式は、車のバッテリーにつないでも運転できるもっともポータブルなモデルです。また、12Vのキャンプ用ソーラーパネルに接続することもできます。

さらに、12V式はコンプレッサーに依存して作動しているため、走行中に傾いてもふつうどおり動きます。また、どこへでも持ち運べることはとても便利です。家族でバーベキューをするときに横に置いておけば、もうあちこち歩き回らなくてよいでのです。

12V冷蔵庫のコストは?

食品を新鮮なまま保存・冷蔵したい方、長時間の移動でも氷を凍らせたままにしたい方におすすめです。どうせ買うなら、ほんとうによい12V冷蔵庫にお金を払いたいときっと思われるでしょう。モノの値段は上がっていますが、検討することをやめずに考えてみてください。週末の旅行のために、費用対効果の高いオプションがそろっています。冷蔵庫の価格は通常5万円から30万円ほどの範囲です。冷蔵庫の大きさや収納できる容量、そして使われている技術が影響して、価格にはこのようなひろい幅があるのです。BougeRVでは、短期から長期の旅行までピッタリのあらゆるタイプの冷蔵庫を取りそろえています。

12V冷蔵庫のコストは

購入する前に確かめなければならないこと

効果や効率の点でほんとうにさまざまな選択肢があります。そうは言っても、ご自身のニーズにもとづいて一つをえらんでください。

ポータビリティ(携帯性)

キャンプのパートナーとしてどの冷蔵庫にするかを決める前に考えなければならない一番大事なことは、携帯性です。結局のところ、好きな場所に持って行きたいと思う遊び道具のようなものと考えることができます。BougeRVの最新のポータブル冷蔵庫は、車輪つきのデザインで、これもキャンプのためのファーストチョイスになりうる理由です。

デュラビリティ(耐久性)

どこかに冷蔵庫を持っていくなら、耐久性が保証されていなければなりません。こわれやすく困難に打ち勝てないようでは、一緒に世界を征服するベストパートナーにはなりえません。私たちの製品はすべて、頑強で耐久性にすぐれています。あなたが思うどんな場所へでも持っていくことができるのです。

キャパシティー(容量)

容量によって、どのくらい食品やドリンクを収納することができるかが決まります。あるポータブル冷蔵庫がよりたくさん収納できるということは、それが信頼性の高い食材保存用のツールであることを表しています。そして、これはより長くアウトドアで過ごせるということを意味します。もちろん、ちょっとした旅には小さい方が便利です。BougeRVは、さまざまな旅の形に対応するため、いろいろなスケールの冷蔵庫を用意しています。

サイズ

冷蔵庫のサイズが屋外で滞在できる時間を決定します。より大きなサイズの冷蔵庫を持って行けば、より長く休暇のための滞在をのばすことができます。家族が集まる長期旅行の計画があるのなら、ふつうは大きな冷蔵庫をおすすめしています。

 

最後に考えること

キャンプをして休暇を楽しみたいのなら、12Vの冷蔵庫はすばらしい付加価値をあたえてくれます。友人とリラックスして白い砂浜で冷たいドリンクを味わったり、長い一日の後に海釣りに行くこと想像してみてください。こうした休暇の時に12Vのキャンプ用冷蔵庫を持って行くことを忘れたら、きっと後悔するでしょう。購入しようと決めた後、何かお困りのことがあればBougeRVにご相談ください。

 

よくある質問:

テントの中に冷蔵庫を置いても大丈夫?

テントに縫い付けられたグラウンドシートがあり完全に閉じている場合、冷蔵庫やその他のガス器具は、屋外のポーチエリアでのみ使用しなければなりません(火災の安全性も考慮して)。また、さらなる安心のために、機器の近くでは一酸化炭素警報器の使用をおすすめします。

 

ソーラーパネルでキャンプ用冷蔵庫を動かせるか?

答えはシンプルで、ソーラーパネルでキャンプ用冷蔵庫は動かすことができます。ソーラーパネルは、太陽光がある限り忠実にはたらいてくれます。キャンプ場でぜったいに欠かせない装置も、小型のソーラーパネルがあれば使えるようになります。これには12V冷蔵庫も含まれます。


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