MTTPソーラーチャージコントローラーって?
図1:MTTPソーラーチャージコントローラーがソーラーシステムを最適化してくれる
産業界ではエネルギーの転換が進んでいます。エコロジーへの意識が広がっています。エネルギーを自主的につくる手段について、もっと知りたくありませんか?自分たちでエネルギーをつくることについて、どんどん参入しやすくなっていることに気づいてくださればと思います。ソーラーパネル、バッテリー、MPPTソーラーチャージコントローラー・・・まずはビビらずに使ってみてください!
本当の意味でのエネルギーの自由を与えてくれる装置たちです。今日のビジネスにとって、大きなマーケティング上のアピールポイントにもなります。MPPTソーラーチャージコントローラーは、自分で作った電気系統システムの動作を最適化してくれます。省エネ効果を高めるひとつの方法なのです。
MPPTチャージコントローラーのアドバンテージ?
自分のビルに自律型の照明を導入しようと考えていたりはしませんか?駐車場のエントランスに制御端末?宅配便のドックにオートライト?ソーラーキットを使って設置費用を抑えたい?ソーラーチャージコントローラーは、設置するキットに含まれます。この装置は、たいていは小さな箱の形をしています。自分で作った電力システムの効率をアップしてくれます。ソーラーパネル、バッテリー、そして作った電気を消費するアプリケーション間を相互に接続する役割を持っています。
これはMPPTソーラーチャージコントローラーのアドバンテージ・リストです。
- 過充電や過放電に対するバッテリーの保護。
- パネルと機器間の配線をスッキリさせコストを下げる。
- システムから供給されるエネルギーの生産量が増加する(20~30%)。
- バッテリーの寿命の延長。
MPPTソーラーチャージコントローラーのしくみは?
MPPTとはMaximum Power Point Tracking(最大電力点追従)を意味します。MPPTレギュレータは、太陽光発電パネルが生成する電圧を1日に数回スキャンします。
その目的は、パネルから供給される電流の最大出力点を見つけることです。そして、常にフルパワーを発揮できるようにします。つまり、MPPTチャージコントローラーは、パネルから最大限の電力を引き出すのです。設備一式をよりインテリジェントにする装置です。
この段階で、ひとつ確認しておかなければならないことがあります。パネルは接続された負荷電圧に従うということです。アプリケーション(バッテリー、スクリーン)の電圧が12ボルトの場合、どうなるかというと・・・?パネルは12ボルトより少し高めに発電しますが、そんなに高いボルトにはなりません。
参考のため、パネルを例にとって考えてみましょう。パネルのスペックを18V、7.54A、140Wとしてみます。そして最大18V(vpmと表記)の電圧を供給します。このパネルを12Vのバッテリーに接続した場合、6Vの差の分は単純に発電しません。電力の損失は、6 × 7.54 = 45Wになります。
さらに、パネルの発電量は温度によって変わってきます。気温が上がると発電量は低下します。気温が低いと生産性は高くなるということです。例えば、120ワットタイプのパネルなら、寒冷地では130ワットの出力が可能です。また、明るさが最大に近づくほど、パネルはより多く発電します。つまり、ソーラーパネルが最適な状態で動作することはあまりないということです。
MPPTチャージレギュレータについて覚えておくことは?
MPPTチャージコントローラーを使えば、これまで書いてきた技術的・気候的な制限をすべて回避することが可能なのです。MPPTレギュレータで得られるエネルギーゲイン(増加)は、寒さのきびしい冬場ほど大きくなります。さらに、あまり充電されていないバッテリーには、より多くの電流を供給することができます。従来のPWMチャージコントローラーを搭載した安価な設備にお金を払うことはいつでもできますが、決して最大限の能力を発揮することはないでしょう。
BougeRVはみなさんのニーズに合わせた製品を提供しています。BougeRVがお届けするソーラーパネル、MPPTソーラーチャージコントローラー、ソーラーコネクターは、あなたが描くソーラーシステムの理想に向けて最良のパートナーになってくれることでしょう。
図2:小型でアドバンテージの多いMTTPチャージコントローラー